photo俳句 2019年3月号
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はなばたけめおとかかしのさんぽかな花畑夫婦案山子の散歩かな松崎町の「田んぼをつかった花畑」を見に行く。毎年来ているが、今年は花畑のエリアが例年の3分の2程度に縮小されている。これまで無料だった駐車場も今年から1台500円徴収することになったと、係の青年が申し訳なさそうに説明する。町の財政が厳しくなり、これまで出ていた補助金がなくなったので、種代の足しにでもなればというわけだ。町おこしの一環として行ってきたこの取り組みは今後も続けてもらいたいものだ。田んぼのあぜ道がコンクリートで舗装されていた。花畑の撮影時にコンクリートの道が映りこんでは興ざめだ。あぜ道は土の道の方が似合う。本当に財政に余裕がないのだろうか?案山子の顔作りも劣化しているようだが、作り手が変わったのだろうか?駐車場の有料化よりも、入場者から100円〜200円程度いただいた方がお金が集まる気もするのだが・・・・。 

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