大規模修繕工事新聞2019年6月号(第114号)
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 国土交通省4月26日、平成30年度マンション総合調査の結果を発表しました。マンション管理に関する施策の検証、提示を行うための基礎的な資料を得ることを目的として5年ごとに実施しているものです。 調査実施期間は平成30年11月~12月。調査対象は、マンション管理業協会会員各社およびマンション管理センター登録管理組合名簿より無作為抽出し配布しました。配布数4,200管理組合・有効回収数1,688・回収率40.2%(管理組合向け調査)。8,400区分所有者・有効回収数3,211・回収率38.2%(区分所有者向け調査)。 ※ 国土交通省のホームページに詳しいデータが掲載されています。調査結果の全体平均戸数:96.7戸築年数:22.2年敷地面積:6,304.1㎡管理費月額戸当たり平均:10,862円修繕積立金月額戸当たり平均:11,243円駐車場の平均設置台数:59.7台賃貸戸数割合:13.2戸①長期修繕計画の作成状況 ない7.0%◆ 長期修繕計画を作成している割合は90.9%で、前回調査(平成25年度)の89.0%から微増となった。不明2.1%ある90.9%首都圏マンションリニューアル事業部 北海道支店 東北支店 横浜支店 中部支店 福岡営業所その他 1.6%10〜14年11.3%25〜29年12.7%不明 6.1%新築時にデベロッパーが作成したもの 10.2%管理委託契約に基づき、管理会社が定期的に作成しているもの 61.3%不明 3.9%30年以上60.0%2②長期修繕計画の計画期間15〜19年6.1%20〜24年4.4%◆ 「30年以上」が60.0%と最も多く、次いで「25~29年」が12.7%となっている。前回調査は「30年」「31年以上」の項目があり、合計で57.2%だった。③長期修繕計画の作成形態管理委託契約とは別に委託発注して作成しているもの 22.4%◆ 全体平均では、「管理委託契約に基づき、管理会社が定期的に作成しているもの」が61.3%と最も多く、次いで「管理委託契約とは別に委託発注して作成しているもの」が22.4%だった。国土交通省 平成30年度マンション総合調査長計の計画期間「30年以上」が60.0%

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