大規模修繕工事新聞2019年5月号(第113号)
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201955..9『マンション管理 修繕・建替え 徹底ガイド2019年版』出版社/日本経済新聞出版社判型/ムック・108ページ定価/1,400円(税別)2019年3月4日発行ISBN:978-4-5321-8280-9『マンション・団地    再生完全ガイド2019』出版社/ダイヤモンド社判型/ムック・106ページ定価/907円(税別)2019年3月27日発売ISBN:978-4-478-99850-2『マンション管理と修繕 最強ガイド2019』出版社/東洋経済新報社判型/ムック・111ページ定価/1,000円(税別)2019年4月3日発行ISBN:978-4-4929-6156-8日経MOOK 『マンション管理 修繕・建替え徹底ガイド2019年版』ダイヤモンドMOOK 『マンション・団地 再生完全ガイド2019』東洋経済INNOVATIVE 『マンション管理と修繕 最強ガイド2019』 「目指せ100年マンション」「分譲マンションの未来はどうなる」をサブタイトルに発行した日経MOOK2019年版。高経年化マンションは建物・設備が劣化し、空室率が増え、資産価値を落とす悪循環に陥ることが考えられる。 とはいえ、築年数の高いマンションでもメンテナンスが行き届いていれば人気の高いマンションも少なくない。資産価値を高める管理とは?バリューアップ工事とは?本書では、建物の老朽化・陳腐化を防ぐ、これからの管理組合運営、安心できる長期修繕計画の立て方、後悔しない大規模修繕工事、資産価値を保つマンションの秘訣等に章立て、わかりやすい説明を行っている。 本書を参考に、自身のマンションの未来像と重ねてみるのもよいかもしれない。 巻頭の特集は「どうする!?人生100年時代のマンションマネジメント」。首都圏の8割のマンション・団地は経済的要因も含め、建替えができないというのが実情だという。 その中で人生100年、マンションも100年。それを実現させるためにはどうすればよいか。「50年の資産性と高齢化対応で永住志向のコミュニティを形成」等、資産価値を上げるマンションマネジメントを行っている管理組合の事例を紹介しながら、「管理から経営へ」を考える。 次いで特集は「事例に学ぶマンション・団地再生の進め方」。仮設足場必要最小限に抑えるブランコ工法を採用した例、現場代理人との信頼関係を築いた例、懸案のエレベーターを設置した例など、管理組合の生の声を伝えている。本書は事例掲載多数あり。 特集1は「マンション管理の最新事情 総まとめ」。東京五輪・パラリンピック、消費税増税、修繕周期長期化、不適切コンサルタントなど、最新トピックを専門家とともに解説する。 特集2は「“勝ち組マンション”になるために知っておきたいインスペクション」。インスペクションとは住宅の健康診断で、建物・設備が適切に施工・メンテナンスされているかどうかを専門家に診断してもらうことをいう。 そのほか、「資産価値を高める管理組合の基礎知識」「最新マンション防災」「安くて良質な大規模修繕」「修繕より改善のワケ」「マンション価値をUPする理事会の運営方法」「管理コストダウンの事例集」「いい管理会社の見分け方」「ご長寿マンション建て替え計画」を章ごとに分けて解説している。新刊ムック本の紹介

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