大規模修繕工事新聞2019年3月号（第111号）

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【物件概要】　・発注者：光シャンブル中野新橋管理組合　・住　　所：東京都中野区本町５−13−１　・建物構造：1974年１月竣工・RC造地上５階建て・１　防災や高齢者対策として居住者名簿を作成したいのですが、個人情報保護法やプライバシーの問題などと言って、協力をしない人がいます。　管理組合がとるべき対応として、何かよい方法があれば教えてください。　光シャンブル中野新橋管理組合は、屋上防水他修繕工事の施工者を公募するため、3月13日までTM方式によるプロポーザルおよび大規模修繕工事見積参加者を受け付けます。　工事概要、参加資格などは下記のとおり。棟・30戸　・工事名：光シャンブル中野新橋屋上防水他修繕工事　・工事内容：①共通仮設工事　②直接仮設工事　③屋上防水修工事　④バルコニー工事　⑤サッシ更新工事　⑥外構工事　⑦その他工事　・工　　期：2019年７月～2019年10月予定　・コーディネーター：　　　　　　　一般社団法人全国建物調査診断センター　　　　　　　Email：can@kaisekkei.com【応募条件】　①東京都内に本社又は支店がある　②監理技術者である一級建築士若しくは一級建築施工管理技士の社員を、工事期間中監理技術者として現場に常駐させることができる住者からの協力を得てはいかがでしょうか。　①組合員名簿　　目的：管理費等の徴収、総会議案書の配布など　　内容：区分所有者の部屋番号、氏名、住所、連絡先　②居住者名簿　　目的：現に居住する人の情報の取得　　内容：居住者全員の氏名、年齢、入居日、緊急連絡　③防災対策用名簿　　目的：災害時の安否確認　　内容：居住者の家族構成（年代別・性別の人数）　④災害時の避難行動要支援者名簿　　目的：希望者のみ要援護の情報の取得　　内容：居住者の部屋番号、氏名、要援護の内容　名簿の提出については細則等を定めて提出するよう求めます。名簿が外部に漏れたり、何かの営業活動等に利用されてないように管理することは絶対です。　あるマンションでは、提出された居住者名簿は封をして緊急時以外は開封せず、金庫で保管し、５年ごとに更新している例があります。　③資本金が３千万円以上であり、応募営業所等における、過去３年間の完成工事高における、改修工事の売上げ比率が30%以上である　④経営事項審査結果事項における塗装工事の総合評定値（P点）及び経営状況評定値（Ｙ点）が800点以上である　⑤応募営業所等において、過去３年間に当マンション同規模以上の分譲マンションの大規模修繕工事を元請として3,000万円以上の請負実績10物件以上の受注実績がある（施工中を含む）　⑥過去３年間に赤字決算がない【提出書類】　①連絡窓口及び担当者氏名、応募する工事内容を記載した見積参加願い（書式自由）　②応募条件を証する書類と会社概要【応募締切】　2019年３月13日17時必着（郵送又は宅急便による送付）【応募先】　〒160-0023　東京都新宿区西新宿８−12−１サンパレス新宿603　一般社団法人全国建物調査診断センター宛＊書類選考結果の通知予定は2019年３月18日。通知はメールにて行います。　＊電話などでの問い合わせに応じません。また、提出書類は返却いたしません。等先等Q65　名簿作成に協力しない人がいます。10 大規模修繕工事見積参加者募集3/13締切ベストアンサーに選ばれた回答利用目的別に種類や内容を示し居住者の協力を得てはいかが？　現在、名簿を管理している管理組合、自治会等は、個人情報保護法の事業者に該当すると考えられ、法律の義務規定の対象となります。　また、国土交通省が公表しているマンション管理標準指針では、防災名簿の作成や災害時の安否確認体制の整備を防災対策の望ましい対応としてあげています。　このため、個人情報の利用や管理に注意しながら、管理ルールを作り、多くの居住者の合意を得て作成することが肝心だと言えるでしょう。　そこで、利用目的別に名簿の種類や内容を示して、居教えて！管理組合交流相談室