大規模修繕工事新聞2018年9月号(第105号)
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2018105◇◇..7 全国建物調査診断センター(吉野笙一理事長)では、施工会社の社員向けに現場代理人研修システムを実施しています。 対象は、現場代理人の生産性向上や、能力と意欲を増進させることを希望する工事会社の社員。マンション大規模修繕に絞り込んで現場代理人に必要な能力を増進させる、業界で初の専門的な研修システムです。関西ペイント㈱、田島ルーフィング㈱、コニシ㈱と提携し、商品知識の徹底も盛り込んでいます。 講師代表は、スーパーゼネコン、大手設計コンサルタント会社勤務の職歴がある岡崎利正氏。現地調査、施工計画から施工体制記録まで全27項目を半年間かけて講義します。 マンションの大規模修繕工事や改修工事を成功させるためには、①ハード面での施工や技術②ソフト面での居住者と管理組合③大規模修繕工事や改修工事のプロ意識、の3要素が必要といえます。 マンションはさまざまな職種や生活形態、老若男女、中には同業者や私たちよりももっと工事に詳しい人も住んでいる、まさに生活の場での作業です。このような環境下、工事をいかに円滑に進め、評価を得るか―それが現場代理人にとって非常に重要なものといえるでしょう。講習の修了証が今後、管理組合の選択のひとつの基準になることを期待します。 以下に現場代理人研修システムに参加した人の講義の感想をピックアップします。 ・考えながらの講義だったので経験値アップにつながると思った。 ・参加した他の現場代理人の意見がとても参考になった。 ・講義は事例写真に基づいた説明が多く、わかりやすかった。 ・講師の脱線した話がおもしろかった。 ・他の代理人との意見交換をしてスキルアップにつなげたい。 ・普段聞けない豆知識を得られた。【問い合わせ・申し込み】 一般社団法人全国建物調査診断センター 〒160−0023東京都新宿区西新宿8−12−1 サンパレス新宿603 ☎03−6304−0278 FAX:03−6304−0279 E-mail:info@zenken-center.com全 建センター修了証が管理組合の選択基準になることを期待現場代理人研修システム

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