車体工場経営の知恵と戦略(Ⅰ) - (著)井上勝彦 - 立ち読み
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phu nAU ばB工場のほうが安い。単純にはどちらが安いBの工場では工賃単価が五千円で見積工賃合計が二十五万円であったとする。はたして車体整備見積金額として、B工場のどららが安いのか。工賃単価で比較すればA工場のほうが安いし、総金額で比較すれとは断定できない。仕上がり内容と精度が両社全く同一であればしゅうせ量もちろんB工場のほうが安い。A工場のほうが仕上がりがよくて、A工場と仕事の内容が落ちる場合は単純には比較できな車体整備料金は積算料金だから個々の作業の集積となる。したがってA工場とB工場の見積り明めい・細事いで比較するのが最も妥だ当PZJといえる。B工場が工賃単価が高くて工賃合計が安いとしたらA工場の見積明細にくらべて抜ぬけているか、仕上がりレベルの低い作業があるはずである。作業の内容や仕上がり精度がA工場に比べて抜けていたり落ちていての合計工賃の安さは本当に安いことにはならない。逆にA工場の場合で工賃単価が安いのに工賃合計が高いのは、個々の作業について過剰修理はないかがまず問題になる。せ曹さんかじようB工場の第2章車体重主婦の魅力と厳長

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