1806
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友逝きて杯を重ぬるストロベリームーン一歳年上の飲み仲間が逝った。しゃれた飲み方で皆から好かれていた。追悼の杯を重ねる先の海の上には満月が昇ってきた。今日の月はストロベリームーンというそうな。赤い月といえば、なかにし礼の小説。映画やドラマにもなったが、帰国船の中での様子がカットされていたのが残念。この小説のポイントはここにある。子孫を残そうとするのが、人間本来の姿だ。「怖くて眠れなくなる植物学」読了。植物と動物は逆さまの姿。植物は生殖機能が上にあるのに、動物は下にある。なるほど・・・・・。

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