1806
22/32

柿つぶてお願い逃げて青大将梅雨半ば、雨が上がったので、宇佐美出張所と郵便局に行くべく、街に降りる。途中の小道に小さめの青大将が横たわる。木の枝も小石も見当たらない、藪中の青い小さな柿の実を採り、投げる。なかなか当たらない、気温も低いので、出てきたものの寒くて動けないようだ。数個投げ、やっと姿を隠した。

元のページ  ../index.html#22

このブックを見る