photo俳句 2018年03月号
32/47

あじフライふっくらほっこり春沼津 昨夜、は沼津に一泊。日曜日のせいか、小料理屋や居酒屋のほとんどが休み。開いているのは全国チェーンの居酒屋だ。この風景は全国どこでもある風景で、せっかくの旅が興ざめてしまう。料理もいまいち。翌日、バスで沼津港に行く。少し早く着いいたので、多く店はまだ開店前。そんな中、漁師向け風の食事処に入る。迷わず、あじフライとあじの刺身定食(千百円)を注文。愛想のまったくない店主だが、こういうところに限って美味い予感がする。予感的中!久しぶりに美味いあじフライを食べた。以前、伊東港前に、漁師相手の食堂(いんきょ)があった。孫たちが伊東にくると、必ずここのあじフライをリクエストしたものだ。残念ながらその食堂は閉店してしまったので、それ以来の美味いあじフライとの出会いだ。美味いあじフライは新鮮なアジが不可欠なことは言うまでもないが、衣がサクサクとしていてかつ、柔らかくなくてはいけない。いわゆる揚げ方にもコツがあるようだ。冷凍のアジフライの具を使って素人の域を出ていない人が揚げたあじフライは衣が尖っていて、ふっくら感が全くない。あじフライのおかげでいい旅になった。http://kenken.vc/archives/15996http://kenken.vc/archives/15996

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る