photo俳句 2018年01月号
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薄氷が割れるが如く老女逝く知人の老女99歳が介護施設で死去。最近は食も細くなり痩せて、ボケも進んでいた。薄氷がパリッと割れる如く、老木の枝がポキリと折れるがごとく、長寿を全うした。どうせなら100歳まで頑張ったらと周囲からも励まされていたが、本人的には「もう十分長く生きた、悔いはない」というのが本音だったようだ。親兄弟はもとより友人知人もみな既に亡くなっているので、親族のみで静かに送るという。http://kenken.vc/archives/15591http://kenken.vc/archives/15591

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