見積り事典-tr
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• I物体に外力が作用した時は、その万向に力の大きさに比例した加速度が生じる」という法則です。οこの力と加速度の関係を公式を用いて説明すると、| 附体に噛働く力)=m(質量).上式から事故車の衝突のようにきわめて短い時間内に運動量の変化があつた揚合は、力(F)は非常に大きくなることがわかります。。力学では、このようにきわめて短い時間内で作用する力を「衝撃力」とよんでいます。・上記の式から、重量の大きい車両ほど、まだ、速度が早いほど大きな衝撃力が発生することがわかります。。「二つの物体聞に働く力は、同じ作用線上にあって、大きさが等しく、方向が反苅である」という法則です。これを「作用・反作用の法則」とちいいます。106-2-2.運動の第2法則=加速度の法則106-2-3.運動の第3法則=作用・反作用の法則106.損傷診断に必要な基礎力学。たとえば、同じ車両重量と同じ速度を持った自動車があるとします。固定壁へ衝突した揚合と電柱に衝突をした揚合における、各々の事故車の損傷傾向は異なります。※固定壁衝突二自動車の前面部全体が固定壁に衝突した揚合=今反作用として前面部全体が等分に外力を受けて、損傷をこうむります。ただし、受圧面積が広いので損傷の深度は比較的、浅い傾向を示します。(左図・上〉※電柱衝突=細い電柱を抱き込んだような衝突事倒=今反作用として受圧面積の小さな局部的な部分で苅応します。深部への損傷波及をちたらす傾向となりエンジン、パワートレーンなどにも強力な衝撃力を受けます。(左図・下〉-743-国

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