大規模修繕工事新聞2019年7月号（第115号）

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6本　　社　〒232-0025 神奈川県横浜市南区高砂町2-19-5　　　　　　　　　　　☎045-225-8200東京支店　〒105-0023 東京都港区芝浦1-14-5　　　　　　　　　　　☎03-5730-3950圏央支店　〒252-0231 神奈川県相模原市中央区相模原2-3-16　　　　　　　　　　　☎042-704-96612019年（令和元年）5月発表　国土交通省は「令和」の年号に入った５月、管理組合財産の着服、管理組合の保管口座の印鑑管理などを行ったマンション管理業者３社について、監督処分を行いました。　2018年は年間６社、2017年は年間７社と、マンション管理適正化法により業務停止命令、改善措置指示処分を処分日処分内容５月28日・ 指示処分（マンション管理適正化法第81条）５月17日・ 業務停止命令（マンション管理適正化法第82条）⇒60日間（５月31日～７月29日）・ 指示処分（マンション管理適正化法第81条）５月17日・ 指示処分（マンション管理適正化法第81条）会　社　名東和警備保障㈱本社：東京都新宿区㈱ファビルス本社：福岡県福岡市西鉄不動産㈱本社：福岡県福岡市受ける会社は後を絶ちません。　管理会社社員による着服等の被害額は、管理会社によって全額返済されますが、「信頼関係」までは取り戻せません。　管理組合のほうでも被害を受けないよう、「自力管理」を目指したいものです。・ 複数の管理組合において、管理組合財産を、元社員等３人が不正に着服し、管理組合に損害を与えた。・ 複数の管理組合において、会計の収支および支出に関する書面を作成しなかった。・ 管理事務報告書を作成せず、管理業務主任者をして管理者等に対して公布・説明をさせなかった。・ 元社員Ａが管理組合の財産を不正に着服し、管理組合に損害を与えた。・ 上記事案発覚後、元社員Ｂが別の管理組合の財産を不正に着服し、管理組合に損害を与えた。・ 複数の管理組合において、一部の区分所有者に重要事項を記載した書面を交付しなかった。・ 管理事務の委託契約の成立時の書面を管理者等に公布しなかった。・ 管理組合の保管口座にかかる印鑑を管理していた。・ 会計の収支および支出に関する書面を作成しなかった。主な処分理由所　　轄関東整備局九州整備局九州整備局マンション管理業者に対する監督処分国土交通省　令和元年5月発表管理組合財産の着服など3社