大規模修繕工事新聞2018年11月号(第107号)
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大阪支店:(06)4804-3123 神戸支店:(078)646-351110 私の住む街では、自治体から管理組合に対し、住民名簿の提出を求められています。目的は災害時の要支援者の確認ということですが、個人情報を簡単に提供することに抵抗があります。個人情報保護法においても、管理組合は事業者としての対象になるといいます。 こうした行政の要請にどう対応すればよいのでしょうか? このため、組合員名簿と防災に役立てたい名簿を管理組合と自治会で分けて管理することをお勧めします。 マンション単体で自治会がなく、地域の町内会に属している場合でも、マンションでみなし自治会みたいな、自主防災組織を作ることは可能ではないでしょうか。管理組合と自治会共催の防災訓練自主防災隊で安否確認訓練を実施Q62 自治体から名簿の提出を求められて…ベストアンサーに選ばれた回答組合員名簿と防災に役立てたい名簿管理組合と自治会で分けて管理を 私のマンションでは、管理組合名簿と防災用の要支援者名簿等を分け、防災用は自治会の責任で保管しています。 自治体からの住民に関する情報開示請求等は「自治会に聞いてください」とはっきり言えるように分けているのです。管理組合と住民の個人情報の開示は無関係と言えるようにするためです。 管理組合は建物の維持保全が目的なため、管理費等の収納など、最低限の情報のみでいいものです。教えて!管理組合交流相談室

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