大規模修繕工事新聞2018年9月号(第105号)
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 4階建て、5階建ての、いわゆる団地型マンションではエレベーターが設置していないケースが多いといえます。住民の高齢化が進めば、4階、5階の住戸は住みにくく、住み替えを考えなければならない人がたいへん増えています。 しかし、高齢者にとって、他の土地へ引っ越すことへのストレスは大きく、このため同じ団地内の低層階に住み替えるなどの移動居住対策などを進める動きもあります。 とはいえ、エレベーターを設置すれば居住を移動することもなく、現在の住戸に住み続けることができること●「みらい再生工法」イメージ図●改修事例:長浜ミラクルステアーズになります。 またエレベーターによって4階、5階の住戸の売買価格が上がることも考えられます。 「みらい再生工法」は建物本体とは別構造の鉄骨フレームを設置し、エレベーターや共用廊下等を新設するバリアフリー改修工法です。工法の試算は、5階建て30戸の団地型マンションで総工事費9,000万円(戸当たり300万円)。 マンションでは合意形成等の問題から建替えは難しく、今後の高齢者問題の対策としてエレベーターの設置はひとつの検討材料として考えられるのではないでしょうか。長浜ミラクルステアーズ(賃貸マンション)所在地:滋賀県長浜市建物概要:1972年竣工・RC造・5階建て・30戸用途地域:市街化区域、近隣商業地域、防火指定なし容積率・建ぺい率:200%・80%●問い合わせ㈱みらい東京事務所(1級建築士事務所)〒113−0033東京都文京区本郷1−18−5朋和ビル802☎03−3830−0988 FAX.03−3830−0567http://www.mirai-mi.comマンションの建物調査から大規模修繕工事まで改修前施工中新設した共用廊下改修後完成後新設した階段室部分6伝統に培われた信頼と技術を提供いたします。東海塗装株式会社リニューアル事業部後付けエレベーター「みらい再生工法」既存の団地型マンション向け

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