おもしろコラム 池田平太郎 立ち読み
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存知ですか?はい、ご賢察の通り、天満宮本殿の真下にあるんです。つまり、太宰府天満宮は日本でも珍しい、人の「遺体」がある神社なんですね。(通常、神社は遺体どころか、葬儀でさえも不浄として嫌いますからねえ。でも、私はこれで良いと思うんですよ。神仏混淆こそが、日本の歴史の中で紡ぎだされてきた、あるべき姿なのだと思ってますから・・・。)ちなみに、「太宰府」と「大宰府」の違いはおわかりでしょうか。天満宮が太宰府で、政庁跡が大宰府。地域に馴染みがない方には少しわかりにくいかもしれませんが、元々、朝廷の出先機関である「大宰府政庁」があり、形の上では菅公は一応、ここに左遷されてきたわけです。そして、亡くなった後に・・・、まあ、少し曲折はあったようですが、政庁から少し離れた所にあったお墓の上に神社が造られ、「太宰府天満宮」となった・・・と。菅公こと、菅原道真は一般に大宰府に「左遷」されたといわれてますが、実際には「左遷」なんて生易しいものではなく、「流罪」そのものだったそうです。つまり、大宰府こんこう    010

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